はじめに
この記事はUnityのアセット Easy Mobile Pro の導入を解説する記事です。各機能の解説は下記記事にそれぞれまとめています。
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Easy Mobile Pro とは
Easy Mobile Proは広告、アプリ内購入、通知、共有などのモバイルゲームに必須とも呼ばれる機能を開発サポートを行ってくれるアセットです。
環境
- Unity
- 2021.3.16f1
- EASY MOBILE Pro
- v2.19.0
準備
Import
Package Managerでダウンロードしてインポートします。
Easy Mobile Pro の管理画面
インポートすると Easy Mobile Pro の管理画面が使えるようになります。
管理画面の「BUILDS」タブで、初期化方法を変更することができます。
初期化
Auto Initialization にチェックを入っている場合、アプリ起動時に勝手に初期化してくれます。初期化タイミングを自分で制御したい場合チェックを外し、下記のコードを書くことで初期化することができます。
if (!RuntimeManager.IsInitialized()) { RuntimeManager.Init(); }
実際に初期化を自分で制御する場合は、初期化完了を待ってから次の処理をしたい場合もあると思いますので、下記のように書く方が安全です。EasyMobile.RuntimeManager.Initialized
に関数を登録することで初期化完了次のコールバックを得ることができます。それを使って初期化を待ちましょう。
// Easy Mobile Pro if (EasyMobile.RuntimeManager.IsInitialized()) { Debug.Log($"EasyMobile is Already Initialized"); } else { Debug.Log($"EasyMobile is not Initialized. start Initialize"); var initialized = false; // 初期化完了次のコールバック EasyMobile.RuntimeManager.Initialized += () => { initialized = true; }; // 初期化 EasyMobile.RuntimeManager.Init(); // 初期化待ち (ここではUniTaskで待っているが待ち方はなんでもOK) await UniTask.WaitUntil(() => initialized, cancellationToken: token); Debug.Log($"EasyMobile finish Initialize"); }
その他
Easy Mobile Pro を導入すると EASY_MOBILE
と EASY_MOBILE_PRO
というdefineが追加されます。Player Settings から確認できます。このdefineを消すことで機能をビルド自体から取り除くことができます。
公式ドキュメント
公式ドキュメントがかなりしっかりとしているので困ったらこれをみると良いです。